こんにちは、NAOです。
突然ですが、私は今まであまり読書というものをしていませんでした。
一応、医療職として働いているので、専門書を読む機会は多いのですが、子どものころから本を読む習慣がなかったこともあり、最近まで、専門書以外の本(小説や実用書など)を読む事はあまりしていなかったのです。
しかし、英語の勉強をするようになってから、
英語がある程度理解できる
→収集できる情報の量が圧倒的に増えることに気付く
→自分がいかに無知かに気付く 笑
→日本語でも英語でも、様々な情報を収集する重要性に気付く
→今後の人生をより豊かにするために、読書の重要性に気付く(今ココ)
と、今更ですが、読書の重要性に気付いた訳です。
そこで、少しずつですが、読書の習慣をつけていこうとしている最中です。
そんな私のように、
・良い習慣を身につけたい
・悪い習慣を断ちたい
と思っている人は多いと思います。
私自身も、読書だけでなく、運動習慣を身につけたり、逆にダラダラとスマホを見てしまうような悪い習慣をやめたいと思っています。
そんな方に、よい習慣を身につけるためのテクニックが満載の、
「超習慣術」という本を紹介します。
この本は、今テレビにもよく出演されているメンタリストDaiGoさんが著者です。(DaiGoさん、調べたら、同い年だった…)
DaiGoさんはテレビで観たことがあり、名前は知ってはいましたが、著書を読んだことはありませんでした。
最初は「習慣づくりってそんな簡単?」と半分疑いながら(失礼しました…)読み始めました。
しかし、この本には数多くの科学的な根拠が示されており、紹介されているテクニックも実行しやすいものが多いです!
IELTSの勉強をしていた時に、私が気を付けて行っていたことが紹介されているテクニックと合致していたので、経験上、この本のテクニックは日常生活に落とし込みやすいと思います!
習慣づくりに対する誤解
この本では、習慣づくりで用いる方法や心理テクニックが紹介されていますが、まずはじめに習慣づくりに対して、多くの人が抱いている誤解を解くことから始まっています。
習慣づくりに対する誤解を解くだけでも、習慣づくりに対する意識が変わり、より身近なものに感じることができます。
習慣づくりはつらいものといった誤解
私自身も新しい習慣を作ることはしんどいと思っていました。
しかし、習慣を作った方が毎日がラクとこの本では述べられています。
いろいろなことを習慣化できているほうが、毎日いろいろなことを考えて変えていくより、はるかにラクに生きられる。
確かに、IELTSの勉強をしていた時、毎日朝起きてすぐに行っていたのですが、一度自分でそういうルールを作ることができれば、無意識によい行動を続けることができると思います。
自分の行動は自分の意志でコントロールしているといった誤解
勉強やダイエットなどといった行動は自分の意志でコントロールしないといけないと考えていると思います。
しかし、
人生の半分は習慣的な行動からできている
といわれており、逆を言えば、習慣をコントロールできれば、人生の半分を自分でコントロールできることになると考えることができます。
確かに、歯を磨くといった行動も、無意識に行っていますよね。
意志を持ってしていませんよね。笑
ですので、自分の意志でなく、習慣が自分の行動を満たしており、習慣化のスキルを磨く必要性があることがわかります。
習慣を作るには強い意志力が必要という誤解
新しい事を始めようとすると、意志は必要です。
しかし、それは最初だけで、その後は継続するためのテクニックの方が重要になります。
確かに、一度習慣化してしまうと、強い意志は必要なく、当たり前に生活の中に溶け込んでいますよね。
数年前、仕事後にジムに通っていたのですが、「仕事が終わったら、ジムに行こう」と考えていましたが、数ヶ月すると、当たり前のように、仕事が終われば着替えてジムに向かうことができていました。
このように、私たちの生活には習慣化できている行動がたくさんあり、人生はその行動の積み重ねです。より良い行動を習慣化すると、さらに人生をコントロールできると考えることができます。
この3つの誤解に対する考え方を変えるだけでも、習慣化を実行しやすくなると思います。
習慣化をどのように実行するのか
はじめに習慣化に関する誤解を抑えたうえで、「超習慣術」では、習慣化の基本的なテクニックが5つ紹介されています。
・20秒ルール
・マジックナンバー4
・「起きてすぐ」の時間を使う!
・スモールステップとビッグエリア
・If thenプランニング
「起きてすぐ」の時間を使うというのは、習慣化を意識する上で本当に重要だと私も経験上感じます。
また、if then プランニングという項目では、「習慣化したい事がある時は、その行動を行う具体的な条件を作ることが非常に大切」という事が説明されていて、ただ目標を立てるだけでは続かない理由がわかりました。
各テクニックの詳細については、実際に「超習慣術」を読んでみてください。
この本では他にも、
・習慣化するための心理テクニック
・習慣を維持するためのテクニック
・挫折をなくす方法
・悪い習慣を駆逐する対策法
・他人の悪い癖を直す方法
にも触れています。
感想
この本を読んで、特に印象に残ったのは、これらのテクニックが日常生活の中で使いやすいということです。
著者のDaiGoさんが実際にどうやって行っているかも書かれているので、イメージがしやすいです。
実際に私も、いくつかのテクニックを日常生活で習慣化したい事に応用していて、少しずつ習慣化できていることを実感しています。
加えて、挫折しそうになった時の対処法が参考になります。
実際、ダイエットでも勉強でも継続できないことがあります。
そういったとき、私はよく自分に厳しくしてしまいがちですが、
この本では自己嫌悪にならすに、前を向いて進んでいくためのテクニックが紹介されています。
自分に甘くしすぎるのもよくありませんが、失敗を生かして次につなげようとするという思考は、習慣化だけでなく様々な場面でも応用できると感じました。
最後に
年が明けて、新たに抱負を抱いて行動しようと思っている方は多いと思います。
せっかくポジティブな気持ちで頑張ろうとしているのに、挫折してネガティヴな気持ちにならないように、習慣化のスキルをはじめに学んでみるのもアリだと思います。
お読みいただきありがとうございました!