こんにちは、NAO(@nao_wanderlust)です!
IELTSのリスニング対策って皆さんどうされていますか?
IELTSのリスニングの試験概要やわたしが行った勉強法について、以前にこちらの記事で紹介しました。

こちらの記事で、多聴におすすめのサイトを紹介しました。
実際、わたしはポッドキャストをフル活用して、通勤時に多聴を行っていました。
多聴やシャドーイングを実践することで、IELTSリスニングセクションでは9.0(満点)をとることができました。
この記事では、
- IELTSリスニングの勉強方法
- 多聴におすすめのポッドキャスト
- ポッドキャストをおすすめする理由
を紹介します。
これからIELTSリスニング対策をされる方、多聴用の教材を探している方はぜひ記事をご覧ください。
IELTSリスニングの勉強方法
IETLSのリスニング対策の基本は、シャドーイングと多聴です。
それぞれのアプローチについてみていきます。
①シャドーイング
シャドーイングとは、英語の音源を聞いて、0.5秒後くらいを聞こえた通りにマネして発音するトレーニングです。
聞こえてくる英文のすぐ後を影(shadow)のように追いかけるのがポイント。
つい先日、ATSUさん(IELTSリスニング満点!)のチャンネルで、シャドーイングに関する動画がアップされていたので、こちらを参考にしてみてください。
この動画でも言われているように、シャドーイングは同じ音源を何度も聞き、自分の聞き取れない部分を明確にすることが重要になります。
そして、細かい部分も完璧についていけるくらい徹底的に行うことが効果的です。
わたしがIELTSのリスニング対策を行っていた時、30秒ほどの音源(公式問題集)を完璧にシャドーイングするのに1~2時間かかりました。
正直、楽な勉強法ではありません。しかし、徹底して行うことで確実に効果が出ます。
リスニングのスコアが伸び悩んでいる方は是非行ってみてください。
IELTSの公式問題集の活用方法に関する記事はこちら

②多聴
同じ音源を何度も繰り返すシャドーイングに対し、多聴は初めての音源を聞いて、内容を理解するためのトレーニングです。
シャドーイングとは目的が異なりますが、多聴もスコアアップには必要な対策です。
多聴におすすめのポッドキャスト
以前、多聴におすすめのサイトで紹介したものとほぼ同じですが、これらはポッドキャストを利用して聞くことができるので、おすすめです。
BBC Learning English
『BBC Learning English』とは…
イギリスの放送局 BBC(British Broadcasting Corporation;英国放送協会) が運営するイギリス英語の学習サイトです。
6 Minute English
『BBC Learning English』で、人気コンテンツの一つである『6 Minute English』
毎週、1つのテーマについてのディスカッションが行われます。
ネイティブが日常でよく使うボキャブラリーも学ぶことができます。
News Review
最新のニュースを題材にしている『News Review』
1つのニュースを題材に、新聞やサイトで使われた単語やフレーズに関する解説を聞くことができます。
いきなりBBCなどのニュースを英語で聞くのは難易度が高いと思う方も多いはず。
そんな方には、「News Review」で少しずつ慣れていくのをおすすめします。
The English We Speak
日常でネイティブが使うフレーズが紹介される『The English We Speak』
特定のフレーズやイディオムをどういう場面で使うかがわかるため、リスニングだけでなく、スピーキング力の向上にも使えます。
「英語中級者向けのおすすめのBBC Learning Englishのコンテンツ」をこちらの記事で紹介しました。

こちらも参考にしてください。
TED-Ed
『TED-Ed』は、有名なTEDのコンテンツの1つです。
教育的なショートビデオで、トピックも幅広いです。
これらのポッドキャストをすすめる理由
IELTSのリスニング対策の1つである「多聴」にこれらのポッドキャストをおすすめする理由は主に3つ。
理由1:1つのエピソードが10分以下
これらのポッドキャストは大体1つのエピソードが10分程度(もしくは、それ以下)
多聴では、初めての音源を聞き理解するため、集中力を必要とします。
長いエピソードだと集中力が切れ、聞き流してしまう可能性があるので、短めのエピソードが多いこれらのポッドキャストがおすすめです。
理由2:難易度がちょうどいい
ニュースや専門性の高いプレゼンテーションだと専門用語が多く使われます。
結果として、「単語の意味がわからない」「専門すぎて、何を話しているかわからない」ってことがありませんか?
今回、紹介したポッドキャストは中~上級者向けで、内容も極端に専門的すぎず、IELTSリスニング対策をする上で難易度がちょうどいいです。
理由3:サイトにスクリプトがある
多聴はたくさん聞けばいいというわけではありません。
初めて聞く音源を聞いて、意味を理解するだけでなく、構文を把握する必要があります。
1回聞いて終わりではなく、聞いてわからなかった箇所は調べることで、新たな学びにつながっていきます。
今回紹介したポッドキャストはサイトにスクリプトがあるので、単語の意味や構文の確認も行えます。
つまり、多聴にも、シャドーイングにもおすすめできるってことです。
海外ドラマは多聴の教材としてはおすすめできない
英語学習を楽しみながら行うという観点からすると、海外ドラマはおすすめの教材です。
ネイティブが自然に使うフレーズを山ほど勉強することができます。
しかし、IELTSのリスニング対策としては、適さないと個人的に思います。
というのも、海外ドラマは出演者がカジュアルに会話している場面が多く、ダイアログかモノローグ形式のIETLSのリスニングとはシチュエーションが異なるからです。
海外ドラマや映画での英語学習についてはこちらの記事にまとめています。

【IELTSリスニング】多聴におすすめのポッドキャスト まとめ
今回はIETLSリスニング対策の1つ、多聴におすすめのポッドキャストを紹介しました。
IELTSでは、リスニングとリーディングは良いスコアを出しやすいセクションと言われています。
今回、紹介したポッドキャストでの多聴やシャドーイングを実践してみてください。
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