カナダ生活

カナダでPTとして働く予定のYutaさんとzoomでお話しました

カナダでPTとして働く予定のYUTAさんとzoomでお話しました

先日、Twitterで繋がった理学療法士のYutaさん(@YaMaTaRoo)とzoomを使ってお話しする機会がありました。

https://twitter.com/nao_wanderlust/status/1258542414618218496?s=21

Yutaさんは今後、カナダのバンクーバーアイランドでphysiotherapistとして働く予定だそうです。

今回は、ワーホリに行ったきっかけや、ワーホリ時代の話、カナダでphysiotherapistとして働くに至った経緯などを伺うことができたので、まとめてみました!

カナダや海外でphysiotherapistとして働くことに興味がある人は、参考になるかもしれません!

NAO
NAO
初めまして、Yutaさん。よろしくお願いします!
Yutaさん
Yutaさん
よろしくお願いします!

カナダで理学療法士!Yutaさんの紹介

Yutaさん
Yutaさん
2009年に大学を卒業して、
理学療法士(PT)免許を取得しました。

その後、広島と東京の外来整形外科で働いていました。

2015年10月にバンクーバーに行き、
その後ユーコン準州に移動し、
現地のアウトドアショップで働きました。

2017年に帰国しましたが、
やっぱりカナダに住みたいという思いから、
永住権やカナダでPTとして働くための準備をしています。

NAO
NAO
2009年卒だと同い年ですね!

しかも、2015年にワーホリも同時期!

Yutaさんがバンクーバーに来られた時は、
わたしがティム・ホートンで働き始めた頃です。

もしかしたら当時すれ違ったりしてたかもしれませんね!

偶然ですね(笑)

カナダにワーホリに行ったきっかけ

NAO
NAO
カナダにワーホリに行こうと思ったきっかけは何ですか?
Yutaさん
Yutaさん
広島から東京に職場が変わる前に、ヨーロッパに旅行(趣味のトレイルラン)に行ったんです。

その時、海外の人とコミュニケーションを取る機会があったんですけど、うまく話せなくて…

元々、アウトドアが好きだったのもあり、興味を持つようになりました。

NAO
NAO
確かに、カナダはアウトドア好きにはおすすめですよね。

わたしもよくハイキング行ってました。

理由は様々ですが、医療従事者で、海外に行く人って多いと思います。

わたしも、現地で日本の看護師、薬剤師、作業療法士などの医療従事者の方と出会うことがありました。

カナダでのワーホリ生活

ワーホリ生活は十人十色。

ワーホリではどのように過ごされていたのかを聞きました。

NAO
NAO
バンクーバーに行かれて、どのように過ごされていたんですか?
Yutaさん
Yutaさん
ワーホリビザを取得していたのですが、最初は観光ビザで、バンクーバーに滞在しました。

語学学校は、スピーキングと発音のクラスを取りました。自分では勉強しにくいので。

NAO
NAO
なるほど!

節約にもなりますね。

文法などは、自分でも勉強できますもんね。

Yutaさん
Yutaさん
他には、自分で勉強したり、カンバセーションクラブやランニングクラブに積極的に参加していました!
NAO
NAO
かなり行動的ですね。
Yutaさん
Yutaさん
それから、カナダに住みたいという思いが強くなり、永住権について調べるようになりました。
そして、マニトバ州独自の永住権のプログラムを知りました。実際に、マニトバに行ってみたんですけど、、「少し違うかな」と思って。笑

そこから、すぐにユーコン準州(独自の永住権プログラムあり)に移りました。

NAO
NAO
カナダは広いですもんね。

バンクーバーやトロントみたいな都会もあれば、マニトバやサスカチュワン州みたいに「大平原」ってとこもありますもんね。

わたしもサスカチュワンに行った時は驚きました。笑

Yutaさん
Yutaさん
ユーコン準州に移ってから、現地のアウトドアショップで働き始めました。

州独自の永住権プログラムで、職場もサポートしてくれることになっていたのですが、
都合もあり、帰国することにしました。

NAO
NAO
永住権申請を見据えて、ワーホリの時から行動していたんですね。
すごいですね!

ワーホリから帰国後

NAO
NAO
永住権申請を行わず、帰国された後はどうされたんですか?
Yutaさん
Yutaさん
帰国後は、東京のアウトドアショップで一時期働いていました。

その後、やっぱりカナダに住みたいという思いが強くなり、永住権取得に向けて動くことにしました。

そして、東京の外来整形外科で働きながら、永住権取得とカナダでPTとして働くための方法を調べ始めました!

カナダでPTとして働くためにしたこと

NAO
NAO
わたしも永住権を考えた時に、日本のPTの資格を使えないかと思って色々調べてみました。
でも、中々情報ないですよね。
Yutaさん
Yutaさん
そうですよね、個人のブログなども読みましたが、明確な情報が得られませんでした。

そこで、実際にCAPR(Canadian Alliance of Physiotherapy Regulator)に自分で問い合わせてみました。色々と問い合わせると、柔軟に対応してもらうことができました。

NAO
NAO
本当に、行動力すごいですね。

移民コンサルタントの方でも、現地のPT事情について詳しい方は少ないので、こういった情報はとても参考になります!

Yutaさん
Yutaさん
母校と書類作成について、何度もやりとりする必要があり、とても苦労しました。
NAO
NAO
学校もあまりない事例だから、不慣れなところもあるんでしょうね。

わたしも卒業証明書や成績証明書でトラブったことあります。笑

現地での仕事も既に決まっているとのことですが、どうやって仕事を見つけたんですか?

Yutaさん
Yutaさん
オンラインで自分で見つけました。

今はInterim Physiotherapist、いわゆる仮免許の状態ですが、B.C.州では働くことができるので、ネットで自分でアプライしました。

zoomでオンライン面接をして、ビザサポートまでしてもらえる職場を見つけることができました。

バンクーバーのような都市では、仕事が見つけにくいようですが、少し田舎に行くと、PTはまだまだ不足しているみたいです。

あとは、求められているスキルを確認するのも大事ですね。

カナダのクリニックで働く場合、徒手療法(Manual  therapy)が必須のスキルとなっていることが多いです。
条件を満たすため、そしてスキルアップのためにも、研修を受けたりもしました。

NAO
NAO
カナダではPTが開業権を持っていて、クリニックではやはりマニュアルセラピーが主流なんですね。
その辺りは、外来整形外科で勤務されていたから、強みになりますね。

わたしは、外来整形の経験がほとんどなく、主に介護分野で働いていたということもあり、
自分の今のスキルでカナダでPTとして挑戦するのは難しいかもしれないですね。

Yutaさん
Yutaさん
カナダのPTでも色々な分野で働くことができると思うので、自分で調べてみることが重要になってきますね。

Yutaさんと話して感じたこと

現在は、コロナウィルスの影響もあり、日本で足止めをくらっているようですが、今後はバンクーバーアイランドへ移住し、クリニックで働き始める予定とのことです。

そんなYutaさんと今回、お話して感じたことがあります。

それは、「計画性と行動力」です。

・ワーホリを有効活用するための事前準備
・ワーホリ期間中から永住権を見据えた行動
・CRPAや母校に直接、質問や交渉を行う
・オンラインで自力で仕事を探す
・カナダで活躍するために海外研修への参加   など

カナダでPTとして永住権を取得するために、計画的に行動されていると感じました。

今後、海外でPTとして働きたいと思う方も多く出てくると思います。

Yutaさんのように自分で積極的に情報を収集し、計画的に行動する力が必要になると強く感じました。

お互い進む道は違いますが、今後も夢に向かって頑張っていきたいですね!

Yutaさん、貴重なお時間をありがとうございました!

ちなみに、Yutaさんのブログではご自身の体験談やカナダのPT事情を発信されているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!

ABOUT ME
NAO
カナダ移住を目標に活動中。 日本での理学療法士としての約10年のキャリアを捨て、カナダのカレッジで勉強し、現地就職を目指しています。 2015〜2016年に語学留学+ワーホリ(元Tim Hortons店員) 2021年8月~カレッジ入学。Baking and Pastry Arts専攻 英語学習やカナダでの生活について発信していきま。学習相談等、気軽にどうぞ!IELTS8.0/TOEIC905