先日、Twitterで繋がった理学療法士のYutaさん(@YaMaTaRoo)とzoomを使ってお話しする機会がありました。
https://twitter.com/nao_wanderlust/status/1258542414618218496?s=21
Yutaさんは今後、カナダのバンクーバーアイランドでphysiotherapistとして働く予定だそうです。
今回は、ワーホリに行ったきっかけや、ワーホリ時代の話、カナダでphysiotherapistとして働くに至った経緯などを伺うことができたので、まとめてみました!
カナダや海外でphysiotherapistとして働くことに興味がある人は、参考になるかもしれません!
カナダで理学療法士!Yutaさんの紹介
理学療法士(PT)免許を取得しました。
その後、広島と東京の外来整形外科で働いていました。
2015年10月にバンクーバーに行き、
その後ユーコン準州に移動し、
現地のアウトドアショップで働きました。
2017年に帰国しましたが、
やっぱりカナダに住みたいという思いから、
永住権やカナダでPTとして働くための準備をしています。
しかも、2015年にワーホリも同時期!
Yutaさんがバンクーバーに来られた時は、
わたしがティム・ホートンで働き始めた頃です。
もしかしたら当時すれ違ったりしてたかもしれませんね!
偶然ですね(笑)
カナダにワーホリに行ったきっかけ
その時、海外の人とコミュニケーションを取る機会があったんですけど、うまく話せなくて…
元々、アウトドアが好きだったのもあり、興味を持つようになりました。
わたしもよくハイキング行ってました。
理由は様々ですが、医療従事者で、海外に行く人って多いと思います。
わたしも、現地で日本の看護師、薬剤師、作業療法士などの医療従事者の方と出会うことがありました。
カナダでのワーホリ生活
ワーホリ生活は十人十色。
ワーホリではどのように過ごされていたのかを聞きました。
語学学校は、スピーキングと発音のクラスを取りました。自分では勉強しにくいので。
節約にもなりますね。
文法などは、自分でも勉強できますもんね。
そして、マニトバ州独自の永住権のプログラムを知りました。実際に、マニトバに行ってみたんですけど、、「少し違うかな」と思って。笑
そこから、すぐにユーコン準州(独自の永住権プログラムあり)に移りました。
バンクーバーやトロントみたいな都会もあれば、マニトバやサスカチュワン州みたいに「大平原」ってとこもありますもんね。
わたしもサスカチュワンに行った時は驚きました。笑
州独自の永住権プログラムで、職場もサポートしてくれることになっていたのですが、
都合もあり、帰国することにしました。
すごいですね!
ワーホリから帰国後
その後、やっぱりカナダに住みたいという思いが強くなり、永住権取得に向けて動くことにしました。
そして、東京の外来整形外科で働きながら、永住権取得とカナダでPTとして働くための方法を調べ始めました!
カナダでPTとして働くためにしたこと
でも、中々情報ないですよね。
そこで、実際にCAPR(Canadian Alliance of Physiotherapy Regulator)に自分で問い合わせてみました。色々と問い合わせると、柔軟に対応してもらうことができました。
移民コンサルタントの方でも、現地のPT事情について詳しい方は少ないので、こういった情報はとても参考になります!
わたしも卒業証明書や成績証明書でトラブったことあります。笑
現地での仕事も既に決まっているとのことですが、どうやって仕事を見つけたんですか?
今はInterim Physiotherapist、いわゆる仮免許の状態ですが、B.C.州では働くことができるので、ネットで自分でアプライしました。
zoomでオンライン面接をして、ビザサポートまでしてもらえる職場を見つけることができました。
バンクーバーのような都市では、仕事が見つけにくいようですが、少し田舎に行くと、PTはまだまだ不足しているみたいです。
あとは、求められているスキルを確認するのも大事ですね。
カナダのクリニックで働く場合、徒手療法(Manual therapy)が必須のスキルとなっていることが多いです。
条件を満たすため、そしてスキルアップのためにも、研修を受けたりもしました。
その辺りは、外来整形外科で勤務されていたから、強みになりますね。
わたしは、外来整形の経験がほとんどなく、主に介護分野で働いていたということもあり、
自分の今のスキルでカナダでPTとして挑戦するのは難しいかもしれないですね。
Yutaさんと話して感じたこと
現在は、コロナウィルスの影響もあり、日本で足止めをくらっているようですが、今後はバンクーバーアイランドへ移住し、クリニックで働き始める予定とのことです。
そんなYutaさんと今回、お話して感じたことがあります。
それは、「計画性と行動力」です。
・ワーホリを有効活用するための事前準備
・ワーホリ期間中から永住権を見据えた行動
・CRPAや母校に直接、質問や交渉を行う
・オンラインで自力で仕事を探す
・カナダで活躍するために海外研修への参加 など
カナダでPTとして永住権を取得するために、計画的に行動されていると感じました。
今後、海外でPTとして働きたいと思う方も多く出てくると思います。
Yutaさんのように自分で積極的に情報を収集し、計画的に行動する力が必要になると強く感じました。
お互い進む道は違いますが、今後も夢に向かって頑張っていきたいですね!
Yutaさん、貴重なお時間をありがとうございました!
ちなみに、Yutaさんのブログではご自身の体験談やカナダのPT事情を発信されているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
Yutaさんのブログ YUTA PHYSIO