カナダ生活

カナダにワーホリ!必要な費用を徹底解説!

カナダにワーホリ!必要な費用を徹底解説!

ワーホリ(ワーキングホリデー)に行ってみたい!
でも、「費用がどのくらいかかるのかわからない」と悩んでいませんか。

1つの国に対して、一生に一度しか使えないワーホリ。
事前にしっかり準備しないと、予想以上にお金がかかってしまう…なんて事も。

わたしは2015年から学生ビザとワーキングホリデービザで合計1年半、カナダのバンクーバーに滞在しました。

貯金はもちろんしていましたが、予想以上に出費がかかり、驚きました。また、「あの時、こうしておけばもっと節約できたかも…」と思う事がありました。

そこで今回は、これからワーホリに行きたいという方に向けて、以下について紹介します。

①ワーキングホリデー(ワーホリ)とは?
②カナダにワーホリ!必要な費用は?
③わたしのワーホリ費用公開!

④費用について思うこと

この記事を読めば、ワーホリに必要な費用がわかり、しっかりと準備ができるはず!

ワーキングホリデー(ワーホリ)とは?

ワーキングホリデー(ワーホリ)とは?

ワーキング・ホリデー制度とは、二国・地域間の取決め等に基づき、各々が、相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が、その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し、二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。(外務省HPより)

つまり、、
ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザを持っていれば、観光・就学・就労ができます。
滞在場所も自分で選ぶことができ、旅行や仕事をしても良し、語学学校に通っても良しという素晴らしいビザです。

ワーホリで行ける国
現在、ワーキングホリデーで行けるのは、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、イギリス、韓国など合計26カ国です。

ワーホリの年齢
18歳〜30歳の間で申請可能です。
申請しておけば、31歳になってからでも渡航は可能となっています。

海外で働きながら、現地の言語や文化を学ぶことができる!
ワーホリは特別な経験ができるチャンスです!

カナダにワーホリ!必要な費用は?

カナダにワーホリ!必要な費用は?

ワーホリで必要な費用は、滞在場所・期間・方法、語学学校に通うかどうか、仕事をするかどうかによっても大きく変わってきます。

わたしはカナダへのワーホリを経験しているので、カナダにワーホリする場合の必要な費用についてまとめてみました。

出発前に必要となる費用

ビザ申請料金
338ドル(約3万円)
内訳:参加費153ドル、労働許可証100ドル、バイオメトリクス登録料に85ドル

バイオメトリクスとは?
バイオメトリクス(biometrics)とは「生体認証」を意味し、指紋や網膜など個人を特定できる生体情報を指します。
2019年1月1日からカナダに滞在するビザを取得する際に、指紋を用いたバイオメトリクスの提出を求められることになりました。

(バイオメトリクスについての詳細はこちらの記事でわかりやすく説明されています。)

航空チケット代
渡航時期や渡航場所によりますが、相場は15-20万円前後です。
ワーホリの場合、予め帰国日を決めるのは難しいので、オープンチケット(帰国便の変更が可能)の購入がお得です。

保険
ワーホリで長期滞在する場合は、滞在期間をカバーできる保険に入る義務があります。
日本の保険会社なら15−20万円/年ほどかかります。
現地の保険会社なら、約6万円/年に抑えることができます。

生活費
すぐに仕事が見つかるとは限らないので、1〜2ヶ月分の生活費(約15〜20万円)は最低限必要です。

これらを合わせると、合計40〜60万円は最低限必要ということがわかります。

現地で必要になる費用

学費
現地で語学学校に通う場合、学費が必要になります。
大体フルタイム(9時〜15時くらい、月曜日〜金曜日)だと、約10万〜15万円/月必要です。
また、出発前に予め学校を決めていく場合は、出発前に学費を支払う必要があります。

生活費(家賃・食費・光熱費・水道代等)
シェアハウス・自炊中心にすると、約10万円/月で生活できます。
ダウンタウンなど家賃が高い地域に住むと、家賃が一気に上がります。

携帯代
プランにより異なりますが、約3000〜5000円/月

交通費
1ヶ月の定期券(公共交通機関が乗り放題)が約9000〜12000円/月
(住んでいる地域によります)

その他
交際費や旅行代など人によっては必要になるかもしれません。

語学学校に3ヶ月通い、約10万円/月で生活したとすると、1年間で約170〜180万円は必要になります。

「高すぎ!」と思われるかもしれません。
しかし、現地でフルタイムで働くことができると、生活費は十分まかなうことができます。(ワーホリビザの素晴らしいところ!)

ただし、外食の機会を増やしたい、滞在中に旅行に行きたい場合は、もう少し費用がかかるので、多めに資金を貯めておく、現地で仕事を頑張るなどの工夫が必要です。

わたしのワーホリ費用公開!

わたしのワーホリ費用公開!

わたしのワーホリプラン

わたしは2015年4月から2016年10月までカナダのバンクーバーに滞在していました。

具体的には、
2015年4月 学生ビザで入国。語学学校に通う

2015年10月 語学学校卒業

一時帰国

2015年11月 ワーホリビザに切り替えて、再入国

2016年10月まで滞在

ワーホリの間は学校へは行かず、主に仕事と少し旅行に行きました。

この1年半のプランは当時お世話になったエージェントからおすすめされました。
ワーホリだけに比べると、費用はかかりましたが、長く滞在でき、英語力もアップしたので、結果的には良かったです。

ワーホリ費用公開!

[jin_icon_coin-cover]ビザ申請料金
学生ビザの申請料金:$150
ワーキングホリデービザの申請料金:$250
※当時はバイオメトリクス登録がありませんでした。

[jin_icon_coin-cover]航空チケット代
最初の入国時はオープンチケットを購入しました。
以下が当時の請求書です。↓↓
航空チケット代約20万円、結構かかっていますね。

再度ワーホリで入国する際は、中国系航空会社を利用して、12万円くらいに抑えました。

[jin_icon_coin-cover]保険
学生ビザで滞在している時は、エージェントに勧められた日本の保険会社の保険に加入しました。6ヶ月で12万円もしました。

費用削減のために、ワーホリの時は現地の保険会社の保険に加入しました。↓↓
カナダの保険会社の保険料1年で6万円ほどに抑えることができました。
(学生ビザの時の保険料は何だったんだ…)
ちなみに、こちらのサイトを利用しました。(日本語での対応可能)

 

[jin_icon_coin-cover]生活費
周りの友達は1−2ヶ月でホームステイをやめて、シェアハウスに移っていましたが、わたしは語学学校に通っている間、ホームステイをしていました。

ホームステイは$800/月(3食付き、水道代・光熱費・ネット代込)

ワーホリに切り替えてからは、イーストバンクーバーとダウンタウンでのシェアハウス生活にしました。

イーストバンクーバー(ダウンタウンから少し離れた住宅地)で、$450/月
(水道代・光熱費・ネット代込)

ダウンタウンではアパートメントの小さい1室で$750/月
(水道代・光熱費・ネット代込、施設内にジム・サウナ・プール付き)

当時は基本自炊をしていたので、食費は$250/月以内に抑えていました。
大体、$800〜1000/月以内で生活していました。

[jin_icon_coin-cover]携帯代
留学前、右も左もわからず、エージェントに勧められるがまま、現地で使うスマートフォンを買い、月額$50のプランに申し込んでいました。
ワーホリに切り替える時に、ムダに気付き、$30/月のプランに変更しました。

[jin_icon_coin-cover]学費
わたしは学生ビザで6ヶ月間、フルタイムで語学学校に通いました。
学費は以下の通りです。↓↓
学費学費は$6875/25週間でした。(当時、1ドル99.61円で計算されていたので、日本円に換算すると、68万円でした。)

[jin_icon_coin-cover]交通費
定期券を毎月購入していました。
ホームステイの時は$120/月、ワーホリの時は$90/月だったと思います。

[jin_icon_coin-cover]旅行
語学学校を卒業した時は、カナダ東部へ旅行。
ワーホリ中に、当時付き合っていた彼の実家(カルガリー、サスカチュワン)、両親とカナディアンロッキー、友人のいるイギリスへ旅行しました。

費用の詳細は、、忘れました…

[jin_icon_coin-cover]支出合計(旅行代抜き)

学生ビザの時の支出合計(2015年10月のレート:約94円/1カナダドル)
約160万円!!

ワーホリの時の支出合計(2016年の平均レート:約82円/1カナダドル)
約130万円!!
ワーホリでは学校に通わず、ムダを削減したので、費用を少し抑えることができました。

[jin_icon_coin-cover]収入
わたしはティム・ホートンズで約10ヶ月働きました。
当時の時給は$10.45でした。
(ティム・ホートンズにはチップがありません。)

わたしは週5回、1日7時間(ひどい時は1日12時間以上)働いていました。
$1400〜2000/月の収入がありました。

ですので、現地での生活費はバイトで稼ぐことができ、少しばかりですが貯金をすることもできました。

カナダにワーホリ!費用について思うこと

カナダにワーホリ!費用について思うことPhoto by Daniel Mingook Kim on Unsplash

カナダへのワーホリの費用を振り返り、いくつか思うことがあります。

①留学エージェントに頼りすぎない
→留学エージェントは色々な情報を持っているので、情報収集の場として活用できます。
しかし、エージェントに全て任せると、その分お金がかかってしまいます。
うまく、エージェントを活用するようにしましょう。

わたしの場合、以下のような反省点があります。

・保険はクレジットカード(海外旅行付帯保険)やカナダの保険会社の保険を駆使すれば安く抑えることができた
・携帯は現地に着いてからでも遅くない
(バンクーバーはフリーwifiがたくさんある)
・空港送迎も不要
・観光ビザで入国して、語学学校に通えばよかった
(6ヶ月以内の就学なら観光ビザでも可能)

例えば、エポスカードは年会費永年無料で、補償内容も手厚いです。(90日間自動付帯です)
クレジットカードの自動付帯の保険と、現地の保険でかなり費用を抑えることができます。

SIMフリー携帯を持っていけば、現地でSIMを購入して使うこともできます。

エージェントに任せっきりにせず、自分でしっかり情報収集すれば、費用を抑えることは可能です。

②英語を出発前に勉強しておく
→英語を勉強しに留学に行くのですが、全く英語ができない状態で留学するより、ある程度英語ができる状態で留学すると、語学学校に通う期間を短くでき、結果的に費用を抑えることができます。

わたしも留学前は、少し英語を勉強していました。
今振り返ると、以下のように留学前にもっと英語を勉強できたと思います。

・オンライン英会話を毎日継続する
・動画配信サービスで海外ドラマや洋画を観る
・Twitter、YouTube、Instagram 等のSNSを英語学習のツールとして活用する


今の時代、英語は日本でも十分勉強できます。
英語ができれば、ワーホリの過ごし方も変わるはずと信じています!

オンライン英会話は
【Cambly(キャンブリー)】
ネイティブキャンプ
DMM英会話
などがあり、どれも低価格でオンラインで英語の勉強ができます。

動画は、
Netflix
Hulu
で人気の海外ドラマや洋画を観ることができるので、おすすめです。

カナダにワーホリ!必要な費用のまとめ

ワーホリ観光・就学・就労ができる素敵なビザ
・現地で生活するには約170〜180万円/年は必要
・現地で仕事ができれば、生活費を稼ぐことができる
・自分で情報収集をすることが大切
・留学前から英語の勉強をすると、費用削減にもつながる

お読みいただき、ありがとうございました!

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ABOUT ME
NAO
カナダ移住を目標に活動中。 日本での理学療法士としての約10年のキャリアを捨て、カナダのカレッジで勉強し、現地就職を目指しています。 2015〜2016年に語学留学+ワーホリ(元Tim Hortons店員) 2021年8月~カレッジ入学。Baking and Pastry Arts専攻 英語学習やカナダでの生活について発信していきま。学習相談等、気軽にどうぞ!IELTS8.0/TOEIC905